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ACTION ART PROJECT STUDIO YUAI

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TOPICS ひらいた景色

お気に入りがあれば、愉しさはひろがる。
自己流の筆さばき。
自然に身を委ねたグルグルっとした小さな丸たち。
自由で凸凹した美しいカタチ。
星のように無数に広がる点。
心から踊れる瞬間を見つけよう。

FEATURE

+×もしくは-÷

この作品展は、友愛学園成人部(以降成人部)利用者の創作物と、それらがここに並ぶまでの経緯を提示する形式により行われる。

作品展タイトルの副題にある『+×もしくは−÷』とは、利用者の創作活動に対する支援員による介入(働きかけ)の結果(創作物の形態・状態・構成等の変化)を意味している。場合によっては働きかけが良い相乗効果を生むが、その逆もまた然りということである。

美術作品は、展示会場に陳列されるまでに作者による多くの選択を経た結果そこに存在している。一方で、成人部における創作物は、作者による選択をどれ程経ているのだろうか。創作活動とは何なのか。また、展示される創作物とは何なのか。今、それについて考える場をつくる必要があると考えている。

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タブロイド紙 VOL.03  意味と無意味

意味と無意味。

いまでも思いが残っている。
毎日、粘土で団子だけを一生懸命に作っていた。
彼に「なにを作っているの」と話しかけると、
「つくりたいんです」と言う。次に、
決まって「じゃましないでください」と言うのであった。
ある日、手を休めた時に「完成ですか」と尋ねると
彼は「完成です」「粘土ください」と陽気な口調で言った。
「これはなんですか」と言うと、
「うーん」と本人も考え込んでいたが、気にしていない様子だった。
イベントを企画し、彼の作品を展示販売することになった。
決まって、お客さんはこう尋ねる
「これはなんですか」「なにに使うものですか」と。

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STORY 作品

「ひらいた景色」から生まれた作品を紹介します。実際の作品は、展示会などのイベントでご覧に頂ける機会があります。