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工房YUAIの活動にスポットをあてたタブロイド紙。人との繋がりが生み出す力。毎日を丁寧に暮らすということ。みんなの「生き方」を眺めると、見えてくることがたくさんある。

刺激を求めて街に向かう。

お正月ムードが感じられる中、サポート人と一緒に6人で思い切って御茶ノ水駅まで電車でやってきた。もうすぐ60代になる佐藤さんは、俳優の佐藤浩市や黒木瞳と同じ年である、ということはどうでもよい。
家から出発してから最寄りの駅のホームに着いた時、佐藤さんは先頭を歩き、いちばん前にいた車掌さんの合図をじーっと見つめていた。その瞬間、アナウンスが流れた。勢いよく自分の腕時計を見たかと思うと、時計に向けて人差し指を出し、全魂を指先に込めていた。「電車が来る!」といった動きだった。電車が来ると「おー」と思わず言葉が溢れ出ていた。私と目が合うと、なんだかうれしそうな顔をしていた。そのあと、佐藤さんから右手で握手を求められると、私もうれしくなった。
電車に乗り込むと、もっと興奮するのかと思いきや、すぐに空いた席へ向かった。席に座った後…【続きはフリーペーパーでお楽しみください。】

贅沢ってどう思う?

佐藤さんに質問してみることにした。
「贅沢をしたいですか。」
すると、笑顔で握手を求めてきた。
人の温もりを感じたい。といった表情で、そっと、あたたかい手を私に向けていた。
握手をすると、「どうも、どうも」と言っていた。
その時の様子から、「そんな欲はないよ。」
というように私は感じたが、実際のところ本心はよくわからなかった。
贅沢という考えは、私たち特有の概念なのかもしれない。
では、どのようにして疲れた心を回復しているのだろう。
そんなことが気になった。
佐藤さんは、贅沢をしない。積極的にやらない。というわけではない。
「贅沢」という行為がよくわからないのだ。と私は感じている。
贅沢は無駄使いだと、非難されることが多いかもしれない。
実際、辞書には、必要以上にお金や物を使うことである。と記されている。
それは、尽きることのない消費に思考が傾いているように感じる。
でも、佐藤さんの生き方をみて、それだけなのだろうかと考えるようになった。
人間にとって、贅沢は何のためにあるのだろうか…【続きはフリーペーパーでお楽しみください。】

すばらしい 【 素晴らしい 】―― すぐれていて、無条件にほめたたえられる有様。―― 手放しに良いものと思われるが、一方的な優越思考。

しょうどう 【 衝動 】
―― 目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の動き。つき動かすこと。―― 純粋と思わされる行動。つき動かされること。

ひとしい 【 等しい 】
―― 対象どうしの性質に(ある観点で)差が無い。―― 根源的な意味合いで差を無くす。

いや 【 嫌 】―― 否定し、しりぞけたくなる気持ち。こころよく思わない。―― 克服できない感情。状況により変化する気持ち。

じゅうじつ 【 充実 】―― 内容が満ちていて豊かなこと。中身がいっぱいに満ちていること。―― 主に時間という概念を用いて常に休みのない様。表情で測られることが多い。

STUDIO YUAI VOL.1
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