

「+×もしくは-÷」
- 作品展に向けて
この作品展は、友愛学園成人部(以降成人部)利用者の創作物と、それらがここに並ぶまでの経緯を提示する形式により行われる。
作品展タイトルの副題にある『+×もしくは−÷』とは、利用者の創作活動に対する支援員による介入(働きかけ)の結果(創作物の形態・状態・構成等の変化)を意味している。場合によっては働きかけが良い相乗効果を生むが、その逆もまた然りということである。
美術作品は、展示会場に陳列されるまでに作者による多くの選択を経た結果そこに存在している。一方で、成人部における創作物は、作者による選択をどれ程経ているのだろうか。創作活動とは何なのか。また、展示される創作物とは何なのか。今、それについて考える場をつくる必要があると考えている。
【タイトル】「+×もしくは-÷」 キュレーター:塩野太朗
【会場1】Dining&Gallery繭蔵2階
*14日(火)休廊 19日(日)限り15時まで
日時:2023年3月11日(土)~21日(火)11:00~17:00
住所:東京都青梅市西分町3-127
【会場2】SAKURAファクトリーNORTH SIDE
日時:2023年3月18日(土)~21日(火・祝)11:00~17:00
住所:東京都青梅市西分町3-127
*両会場の駐車場は、お近くの有料コインパーキングをご利用ください。
【トークイベント「創作と生活」】
日時:3月19日(日)16:00~18:00
会場:SAKURAファクトリーNORTH SIDE
定員:30名(事前予約制) ホームページの「お問い合わせ」からご応募ください。
ゲスト:小林瑞恵(愛成会副理事・アートディレクター・キュレーター)・佐塚真啓(国立奥多摩美術館館長)
工房YUAI:大矢将司(アートディレクター)・塩野太朗(キュレーター)・古屋崇久(美術家)
工房YUAI ACTION ART PROJECT
違いを知り、そして観察する。
毎日のように、紙を千切る方、本の匂い嗅ぐ方、絵を描く方、食べ物の文字を書く方…障がいの有無に関わらず、人の行動は未来に向けたActionを起こしています。
私たちは、工房YUAIの日々の活動から、「新鮮な感覚」を1つでも気づければという想いで、Action Art Project をつくりました。「住む」ことの営みを知り、そして、身近な人と「分かち合う」ことから、心をひらくActionが始まります